調停離婚、裁判離婚が成立した場合の離婚届の提出について

Q. 先日、調停で、やっと離婚が成立しました。裁判所が離婚を認めてくれたのですから、離婚届の提出はしなくて良いですか?

 

 

A. 調停や裁判で離婚が認められた場合でも、離婚届の提出は必要です!


調停や裁判で離婚が認められる場合には、①調停や②審判で離婚が成立する場合、裁判で、③判決や④和解、⑤認諾により離婚が成立する場合が考えられますが、いずれの場合も、離婚届は提出する必要があります。これを「報告的届出」といい、具体的な手続は、概略、以下のとおりとなっています。

 

1 提出期間

離婚が成立した日から10日以内に、離婚届を提出することが必要です。期間内に届出をしないと、過料を科せられる可能性もありますので、必ず届け出るようにしましょう。


2 離婚届の形式・必要書類

調停離婚や裁判離婚の場合(報告的届出の場合)、離婚届の証人は不要です。また、相手方の署名押印も不要とされています。

提出には、調停調書の謄本、判決書の謄本と確定証明書など、必要書類がありますので、忘れずに持参しましょう。
(各市町村のホームページなどで具体的に確認できますので、事前に調べて行きましょう。)


3 提出場所

本籍地または所在地の市区町村役場(本籍地以外に提出する場合は戸籍謄本が必要)


4 届出人

原則として、調停の申立人または訴えの提起者です。
例外的に、調停条項等で、「申立人と相手方は、相手方の申出により、本日調停離婚する」と定められていれば、相手方が届け出ることができます

では、申立人と相手方、いずれが届け出るのが良いのでしょうか?

これについては、以前の記事で、離婚した場合、結婚により姓を改めた者は、原則旧姓に戻り、戸籍も結婚前の戸籍に戻ること、ただし申出により新たな戸籍を作ることもできることをご説明しました(こちら「離婚後の氏(姓)について①~離婚当事者の氏について」を参照)。
離婚に際しては、この選択・申出手続を行う必要がありますので、結婚により姓を改めた方が離婚届を提出する方がスムーズかと思います。

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