離婚後の氏(姓)について①~離婚当事者の氏について

Q. 夫と離婚することになりました。私は結婚の際、夫の姓に変更したのですが、離婚後、私の姓はどうなるのでしょうか?仕事の関係上、今の姓(夫の姓)をそのまま使いたいのですが・・・

 

 

A. 結婚により姓を改めた者が、離婚後どの姓を名乗るか。離婚後の生活を考える上でも重要な問題です。
今回は、この離婚後の氏(姓)についてご説明します。
なお、離婚後、子どもの姓がどうなるのかも当事者には重大な問題ですが、これについては月曜日にご説明したいと思います。


さて、離婚後の姓ですが、結婚により姓を改めた配偶者は、旧姓(結婚直前の姓)に戻るのが原則とされています。
この場合、戸籍については、結婚前の戸籍に戻るのが原則です。ただし、結婚前の戸籍がなくなっている場合や、新たな戸籍を作る旨の申出をした場合には、新たな戸籍が作られます


では、離婚後も、婚姻中に名乗っていた姓を使いたい場合はどうすれば良いのでしょうか。
この場合、離婚の日から3カ月以内に「離婚の際に称していた氏を称する届」という届出をすることにより(婚氏続称の届出)、婚姻中に名乗っていた姓をそのまま使用することができます
この期間を過ぎてしまった場合には、家庭裁判所に氏の変更許可の申立をする方法がありますが、認められるには「やむを得ない事由」が必要とされており、必ず許可されるわけではありません。
したがって、離婚後の姓は、今後の生活もよく考えた上で、離婚から3カ月以内に決定するのが望ましいと言えるでしょう。

 

以上が、離婚当事者の氏(姓)の変動の概略となります。

離婚当事者間に子どもがいた場合にはどうなるのか、これは月曜日にご説明したいと思います。

 

月曜日に続く

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