不起訴の種類

Q. 「不起訴処分」という言葉を耳にしたのですが、「不起訴処分」とは何ですか?

また、「不起訴」にも種類があると聞きました。具体的に教えて下さい。

 

 

A. 逮捕されると、取り調べを受けて裁判になって、有罪か無罪か決まる・・・刑事事件というとこういった流れを想像される方が多いと思います。
ですが、実際には、逮捕されても裁判にならないケースが一定数存在します。「不起訴処分」がされるケースです。
「不起訴処分」とは、起訴しない、つまり、裁判にしないという判断がなされたことを意味します

では、どのような場合に「不起訴処分」がなされるのでしょうか?
不起訴処分には20種類ものパターンがありますが、よく目にするのは以下の3種類です。


1 嫌疑なし

被疑者が犯人でないことが明白なとき、または、犯罪が成立したと認定できるだけの証拠がないことが明白なときには、「嫌疑なし」とされます。
少し分かりにくいですが、真犯人が他に見つかった場合などが典型です。


2 嫌疑不十分

被疑者に対する疑いは残るものの、証拠が不十分であるため、裁判で有罪の立証ができないと判断した場合が「嫌疑不十分」です。


3 起訴猶予

証拠もあり、検察官としては裁判で罪を問うことも可能と考えているが、諸般の事情を総合考慮して、起訴まではしないという場合、「起訴猶予」となります。
諸般の事情としては、被疑者の性格、年齢、境遇、犯罪の軽重、情状、犯罪後の情況といった事情が挙げられています。
たとえば、軽微な事件で前科前歴もない場合などは、「起訴猶予」とされるケースもあります。

 


不起訴処分になれば、その時点で解放されますので、逮捕などで身体拘束を受けている被疑者からすると、身体拘束から早期に解放されるというメリットがあります。
また、不起訴処分になれば、前歴はついてしまいますが、前科はつきませんので、その点でもメリットがあります

したがって、弁護士としても、事案に応じて、不起訴処分もあり得るようなケースでは、積極的に不起訴処分を求める活動を行っていくことになります。

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